アレスノモノカキ Go

北海道・函館から発信している、やっぱり、”物書きもどき”の、”アレス”による、”趣味”と、”放浪”のブログです。

芝居組「虎」第五幕 ハルシオン•デイズ

 18日、函館市芸術ホールにて、鴻上尚史作「ハルシオン•デイズ」を観てきました。

 自殺系サイトで知り合いになった、3人の男女(…と、いっても、うち1人はカウンセラーで、事情があって救い切れ無かった患者の幻覚も含めると、4人です)が、様々な思惑を抱きながら、行き着いた先は、「慰問」と称して、保育園でお芝居をする事になったそうですが、この「泣いた赤鬼」の青鬼の気持ち……、それは、観た人達の間で、最も想像して欲しい事なんだろうなぁ……。と、思えました。

 その例えで、「三日月の地球照」というのも、提示されていたようにも思えてなりません、ワタシにとっての個人的意見だけどね。

 それで、この舞台は、演出と物語の深さが絶妙でした。生きることを改めて、見直したくなりました。