アレスノモノカキ Go

北海道・函館から発信している、やっぱり、”物書きもどき”の、”アレス”による、”趣味”と、”放浪”のブログです。

じつは、わたくしこういうものです。

 (カテゴリ:なんでもモノ紹介

 又、最近、図書館で、素敵な本を読んだので、ご紹介致します♪

 クラフトエヴィング商会(←正式には、難しい漢字の方の、”会”です)著の、「じつは、わたくしこういうものです」という本です。
 (しかし、2002年刊ですので、絶版になっていて、閉架図書扱いでした・・・)

 だけど、どうして、この本を知ることが出来たのかといいますと、とある事について、ネットサーフィン中に、とある素敵ブログ様が、この本について書いていて、この本を読んでみたい・・・、そう思わせるような内容の文章で、気になって、図書館にあるかどうか調べてみたら、あった・・・、そういう訳で、この本と、めぐり合えたのです、ハイ。

 それで、内容はといいますと、架空の職業に扮した18人が、それぞれ、実はこういう者ですと、紹介する内容なのですが、それが、とても面白く、そんな奇妙なリアリティと、もし、実際にあったら、不思議なものもあるのです。

 中でも、「月光密売人」(月の光を売る職業)、「秒針音楽師」(瞬間の音楽を作曲する職業)、「時間管理」(大切な時間を預かる職業)、「バリトン・カフェ」(バリトンボイスを響かせるカフェ)などは、結構、自分の中でツボにハマッた職業でしたが、最も、心を捉えた職業は・・・、

 ・・・「シチュー当番」、これでした!
 この職業は、冬の間だけ開館する、「冬眠図書」の司書で、このシチュー当番の他、コーヒー当番、ブランケット当番、コッペパン当番がいるんだそうです。

 春から夏は、一生懸命、他の仕事をして、冬の図書館の開館を心待ちにしている・・・、何か、ワタシも、これにちょっと共感しました、今・・・・・・(ヒント:最近、ワタシのブログでわりと読まれている記事と、関係があります・・・(^^;(その記事に、「いいね」付けてくれた人、ありがとうございます!))

 ・・・と、これは、さておき、(・・・これ、実は、ワタシが心待ちにしてるのは、図書館ではないけれどね) 本当に、冬眠図書館、実際にあったら、行きたいなぁ~・・・。(-▽ー

 ・・・でも、この本、これらの職業は、架空と書きましたので、巻末に、18人の本当の名前と、(本が出た当時の)実際の職業が掲載されております(つまり、ネタばらし)。

 いやぁ、なかなか、ユニークな本でした!