アレスノモノカキ Go

北海道・函館から発信している、やっぱり、”物書きもどき”の、”アレス”による、”趣味”と、”放浪”のブログです。

岸田繁 「交響曲第一番」初演を、聴きました。

 先週、遂に発売されました、”岸田繁 交響曲第一番 初演”の、CDを、聴きましたので、そのことを書きたいと思います。

 

 

 まず、このCDは、昨年12月に、ロームシアター京都で演奏されました、同タイトル曲の他、くるりの楽曲のオーケストラ版のような、”Quruliの主題による狂詩曲”や、昨年、先行で、配信リリースされました、”管弦楽のためのシチリア風舞曲”なども、収録されており、どれも、オーケストラ曲としての、個々の楽曲の存在感に、圧倒されっぱなしだったのですが、”~狂詩曲”からは、”名もなき作曲家の少年”の、「ブレーメン」(くるりの楽曲としましては、「ワルツを踊れ Tanz Walter」収録)の、躍動感や、”無垢な軍隊”の、「ARMY」(これは、「THE WORLD IS MINE」収録)の、混沌としたムードに、魅了されましたねぇ、特に。

 

 そして、本編の、”交響曲~”は、第一楽章は、まだ、それ程、聴けていないのですが(汗)、静かに、そして、徐々に、(とある)物語が、幕を開けるように、曲が、広がりを見せていって、数々の音が鳴り出していくのに、鳥肌が立っていた…、そういった感じでしたね。

 第二楽章の方は、何度か、くるりのラジオ番組で聴いたりしたけれど、これが、((個人的に)くるりの楽曲の雰囲気に、近いものを感じて)わりと、すんなりと、メロディーや、響きを、受け入れて行き易かったような感じがしました。(しかし、”無垢な~”のような、混沌としたムードも、感じましたが)

 第三楽章、この楽章は、哀愁のあるメロディーが、重なり合うように奏でられていて、この交響曲の中で、”物悲しさ”を感じた、楽章だったと思いました。

 (もしかすると、この楽章辺りが、人気ありそうかもしれないなぁ…、と、個人的に、そうも、思ったり致しました(^^;)

 続いて、第四楽章、ワタシは、この楽章が、最も、好きですね。

 ”名もなき作曲家の少年”の、ような、躍動感、そして、この楽章を、初めて聴いた時の、胸が躍る気分(こういった気分、久々だったと思いました、ワタクシの中で)、そして、ワタシが、「WORLD'S END SUPER NOVA」を聴いて、感じているような、”どこまでもゆける”という、全能的(?)な想い…、”突き動かしていくような気分”…、とにかく、言葉にし辛いのですが、この楽章は、様々な、”力量”を、感じ取りました、ハイ!(*´▽`*)

 最後の、第五楽章は、ここも、あまり聴けておりませんが、(とある)”物語の終わり”や、”旅の終わり”といった、印象を持ちつつ、聴きました。

 

 後、長くなったので、”~シチリア風舞曲”や、”京都音楽博覧会のためのカヴァティーナ”(これは、「宿はなし」(「図鑑」収録)モチーフです)は、端折ります(汗)が、とにかく、クラシックを聴くのが、(ゲーム音楽以外では、実質)初めてだった、ワタシも、大満足で聴けたので、みんなに、聴いてほしい1枚です(^^♪