アレスノモノカキ Go

北海道・函館から発信している、やっぱり、”物書きもどき”の、”アレス”による、”趣味”と、”放浪”のブログです。

「駆込み女と駆出し男」を、観ました。

 昨日、映画「駆込み女と駆出し男」を、ようやく観てきました。

 (以下、内容に触れている点ありますので、”続きは、隠します”。)


 まず、江戸時代後期の縁切寺、”東慶寺(とうけいじ)”で、離縁を求める女たちの、駆込み調停人の(ようなものである)、見習い医者兼、駆出し戯作者、中村信次郎(大泉 洋さん演じる)の、口上が巧みで、そこに、特に感心しましたね、この映画は。

 その口上に誘われるように、映画のストーリーに、徐々に溶け込んで観る事ができたのが、なかなか上手いなぁ・・・、そんな風に思いましたね。

 でも、色々と、1回観ただけでは、理解し切れなかった部分もありましたので、後で、原案の、「東慶寺花だより」も読んでみて、自分なりに補完してみます。

 最後に、何だか、庶民に暗い影が迫っている様な、時代背景というのは、この、2015年の現在でも、そんな気がしてますので、その辺は、なんとなく、リアリティーがあった時代劇のような気がしました。(後、2013年に観た、これも、大泉さんが出演していた映画、「清須会議」(http://aleswriteer.jugem.jp/?eid=1028 )とは、違う意味で、又、時代劇として、新たな切り口があったのも、よかったです。)

 ・・・何か、今回は、映画の感想を上手く伝え切れなかったけれど(汗)、これだけは、言わせてください。

 ”じょご(戸田恵梨香さん演じる)と、曲亭馬琴山崎努さん演じる)が、最後の方で会う”シーンは、この2人の関係の事を、”よく理解”していると、”感動的”なのかもしれません。