アレスノモノカキ Go

北海道・函館から発信している、やっぱり、”物書きもどき”の、”アレス”による、”趣味”と、”放浪”のブログです。

「ORANGE」 2015,3,7 @札幌 道新ホール

 ・・・まず、丁度、”3.11”の時に、この舞台の感想を書ける事を、非常に、ありがたく思います。
(だけど、”阪神淡路大震災”の時の話が、中心と、なっておりましたけれどね)

 それでは、”14:46”の後に、「ORANGE」の感想、書きます!!
 (以下、舞台の内容に触れております。




 この舞台の話は、阪神淡路大震災の時に、救助活動を行っていた、消防士達の話でしたが、この時の話で、確か、音尾琢真さん演じる消防士の、”小日向”が、建物の下敷きになって、救助を待つ、おばちゃんを励ましていた所や、消防士達が、救助し切れなくて、責められていた所など・・・、非常に、この、当時の生々しさが、舞台から伝わって来るようで、涙しながら、観てましたね。

 しかし、思っていたより、コミカルなシーンも多く(特に、この辺は、「ブラザーブラザー」(http://aleswriteer.jugem.jp/?eid=1077 )でも、観た、上地春奈さんが、アクセント効いておりましたね。)、ここで、楽しい感じになるだけ、一層、救助活動のシーンの緊張感が、際立っていたと思いました。

 それで、この舞台は、「PEOPLE PURPLE(ピープルパープル)」(http://people-purple.com/ )という劇団が、以前から、上演していた舞台の再演・・・、という事で、この舞台、(多分)前回の上演の時とは、又、設定や、細かいストーリーとかは、変更されている(ハズ・・・)んですよね、きっと・・・。

 (多分、上地さんが演じていた、東北出身の消防士見習い役や、東日本大震災の事、辺りが、そうなのかもしれませんが・・・。)

 ・・・後、後半、山倉という消防士が、とある救助活動中に、亡くなった時も、結構、涙しました・・・。
(ここで、婚約者がいたとか、「カントリーロード」という曲の演出が・・・(涙)。)

 この後の、小日向の苦悩と葛藤も、よく描かれていたし、それを、救助活動中に、”乗り越えていった”彼が、”いい顔”をしていて、本当に、心に迫るものがありました!

 ・・・と、長々と書いてしまいましたが、”阪神淡路~”から、20年、”東日本~”から、4年・・・。
 それらを、”忘れてしまわない”よう、この、素敵な感動を与えてくれた舞台と共に、心に刻み続けたいと思います・・・。

 (・・・余談ですが、震災から1年後の、2012年も、舞台鑑賞中(「劇団.F 「夢乃町3番地プロミスビル6階」(http://aleswriteer.jugem.jp/?eid=455 ))だったんだよねぇ、ワタシ・・・。)