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カテゴリ:演劇、映画)
さて、ようやく、映画「
ぶどうのなみだ」、全国上映ですので、ここで、感想書けます!
それでは、おととい観てきたので、早速、話しますね~!
(
注意:「続きを読む」以降は、ネタバレ全開です!!)
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評価:
三島有紀子
パルコ
¥ 648
(2014-09-26)
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まずは、北海道・空知の情景が、とても美しく、前作の、「
しあわせのパン」(
http://aleswriteer.jugem.jp/?eid=420)でも、思った事なのですが、三島有紀子監督の映像のセンスの良さが、この作品でも、上手い具合に生かされていて、これは、早速、引き込まれて行ったかなぁ・・・、そんな気がしたのですけれどね。
しかし、ストーリーは、「しあわせの~」とは、まるで違い、大泉 洋さん演じる、主人公・「
アオ」(ストイックに、ワイン造りを続ける男)や、
染谷将太さん演じる、その弟・「
ロク」(アオと一回り離れていて、彼は、小麦を育てている)が、空知で共に生活していた所に、ある日、
安藤裕子さん演じる、「
エリカ」(
アンモナイトの化石を掘りにやってきた女性)が、やってきて、この3人の生活が始まったのですが、それは、3人それぞれの、辛かった過去を、徐々に照らし出していく事になり、まず、エリカは、
”母との確執”(この話の所では、
エリカの名前の由来、「荒地」=「ヒース」で、個人的な事なのですが、以前、昨年夏に、四季の杜公園で、ヒースの大花壇を見た(
http://aleswriteer.jugem.jp/?eid=921)事を思い出しながら、観ておりましたね)で、アオは、”
以前は、作曲家だったのだが、突発性難聴により、耳が聴こえなくなり、作曲家としての夢を絶たれた”事で、そして、ロクは、”
母が亡くなり、炭鉱に勤めていた、父が亡くなり、そして、アオが作曲家の夢を追うために、家を出て行って、1人、取り残されていってしまった・・・”と、いう過去が、それぞれにあり、その過去で流した、「涙」・・・、それが、ワインを造る為の、越冬したぶどうの樹のしずく、・・・「
ぶどうのなみだ」に例えられていて、その涙は、最後は、”
嬉し涙”に変わっていたので、本当によかったと思いました。(・・・うわあっ~、時間、押している中で書いているから、上手く書けません!(大汗))
でも、最後に、アオのワイン造りの苦悩のシーンは、見ていて辛かったし、後、ワタシは、犬が苦手だけど、この映画に出てくる、”バベット”という犬は、ちょっとだけ、可愛いと思いました(^_^)