アレスノモノカキ Go

北海道・函館から発信している、やっぱり、”物書きもどき”の、”アレス”による、”趣味”と、”放浪”のブログです。

劇団[as](アズ)第6回公演 「冬のキリギリスたちへ」

  またまたまた、舞台鑑賞の話でございます。

 (先月末の、「夢の海賊」、今月初めにDVDで見た、「HUMANITY~」、そして、先週観ました、「Rock Bottom 第二章」に続きまして・・・)

 今回は、「以前、「回転」を観ました」北海道教育大学函館校の劇団、”劇団[as](アズ)”の公演、「冬のキリギリスたちへ」が行われたので、北海道教育大学函館校キャンパス内 厚生会館 3階 大ホールへ観に行きました。

 ストーリーは、夜行バス(・・・まぁ、”深夜バス”ですね、ワタシの場合、そう言いたくなります、余談です(^^;)に乗った乗客6人の男女が、トンネル内で、石油を積んだトラックの爆発事故に巻き込まれてしまうのです。 そこに、」”死神”と名乗る女子高生が現れて、6人の男女が、「各自1枚ずつの投票用紙を渡されて、1時間後に投票してもらうが、そのときに最も多くの票を集めた人間だけが生き残れる、「アリとキリギリスゲーム」に参加してもらう」 事になったのです・・・。

 そこで、恋人2人と、エリートサラリーマンと、正体を隠しているアイドルと、無職のオタク女性と、ホストの青年が、そのアリとキリギリスゲームをする事になったのですが、このゲームをする間に、ホストの青年以外は、刻一刻と、追い詰められていったり、これから死ぬことの不安、戸惑いなどで、心境がだんだん変わっていく(ように思えた)中、ホストの青年だけは、死ぬことよりも、今を生きること、どうすれば6人全員を助けることが出来るのかを、バカながらも、必死に(?)考えていて、何だか、重くなりがちな、この舞台のストーリーを見易くしているのにも、貢献(?)しているようにも思えて、とても、いいムードメーカーになっていたなぁ・・・、そう、思えましたね。

 (でも、”死”をテーマにしていただけあって、恋人の女性の方が、好奇心から、死ぬこととは、本当はどういうことなのかを、死神から聞かされた時の、取り乱したシーンは、重かったので、観た後に、少し、色々考えさせられましたけれど・・・)

 でも、コミカルなシーンもあったし、ホストの青年の機転のおかげで、救われた上に、明るい未来を思わせる終わり方でしたので、良かったです!

 劇団[as]の皆様、お疲れ様でした、次の公演も楽しみにしております。