アレスノモノカキ Go

北海道・函館から発信している、やっぱり、”物書きもどき”の、”アレス”による、”趣味”と、”放浪”のブログです。

映画「世界から猫が消えたなら」を、観てきました!

 今日、映画「世界から猫が消えたなら」を、観てきましたので、その事を、書きたいと思います。(以降、内容に触れているので、”続き”にて

 

www.sekaneko.com

 

 まず、実は、2年前位に、この原作を読んだ事があります。

 その時の記事→(http://aleswriteer.jugem.jp/?eid=1148

 だから、ストーリー面に関しても、映画の風景(函館ロケのシーンも、ありましたし)も、結構、突っ込み所や、(先週観てきた、「アイアムアヒーロー」でも、思った事だけど)尺の都合による、話の展開(個人的に、映画オタクの友人・”ツタヤ”(映画では、本名・”タツヤ”と、いってました)との、映画が消えていく、過程のシーンは、やや、不満だったかなぁ…(特に、原作で、好きなシーンだったので(^-^;))と、細かい事は、ある程度、仕方ないにしろ、それを上回る程の、映画ならではの、魅力が光っていた作品だったと思いました。

 なぜかというと、ロケ地である、函館の街(ロケ地は、青柳町や、十字街~末広町などの、西部地区中心)が、この作品の雰囲気に、思いの外、マッチしていたし、”僕”(佐藤健さん演じる)が飼っている猫の、”キャベツ”と、かつて飼っていた、”レタス”が、物凄く可愛らしくて、猫が大好きなワタシは、キャベツや、レタスが出てくる度に、心の中で、何度も、「可愛い~!!(*'▽')」と、言い続けてました。

 

 そして、原作では、着地し切れていない感があった、ラストシーンが、映画では、割と、綺麗にまとまっていて、今まで、分かり合えなかった父と、分かり合おうとする、”僕”に、(原作以上に)共感できた気が致しました。

 

 最後に、”電話”や、”映画”が、”悪魔”(”僕”と同じく、佐藤健さん演じる)によって、消されていくシーンが、想像以上に凝っていたので、これも、映画ならではだと思いましたね、うん。

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 ちなみに、ワタシは、世界から、”ネット”と、”音楽”と、”食べ物”が、消えて欲しくないです、ハイ。

 

 

世界から猫が消えたなら (小学館文庫)

世界から猫が消えたなら (小学館文庫)