アレスノモノカキ Go

北海道・函館から発信している、やっぱり、”物書きもどき”の、”アレス”による、”趣味”と、”放浪”のブログです。

劇団PaP「梅園第三公民館」2013,11,17@函館市芸術ホール

JUGEMテーマ:舞台鑑賞
(カテゴリ:演劇、映画)  ・・・いやぁ、個人的な事を書くと、なかなか読まれないみたいです・・・(--;ので、今日は、もう、早速、昨日観てきた、教育大の劇団PaPの公演、「梅園第三公民館」の事を書いちゃいますね!  この話は、とある田舎の小さな公民館、「梅園第三公民館」が、過疎の波に飲み込まれて、利用者低迷により、閉館も視野に上がっているという。 そんな中、その公民館の職員の小島と、学童保育アマチュア劇団が、公民館で文化祭を行い、人々に足を運んでもらい、閉館を阻止してもらおうと画策。 しかも、東京から、芸人もゲストで呼んで行おうとするのだが・・・、といった話でしたが、この話も、よくよく考えますと、先週観ました、劇団G4さんの「逃げ水を追って」(自分が観た時の記事です)(http://aleswriteer.jugem.jp/?eid=1024)と、一部分、似たような事を考えながら観たんですよね、うん・・・。  そこは、「街の発展によって、残っていくものと、失われていくもの」という所だったんです。  始まった時は、「ただの、文化祭を開いていくまでの、青春(?)群像劇」的な感じだったのですが、後半、館長から、閉館の通告を受けた辺りからは、このテーマが際立ってきて、やや、シリアスなムードが漂い始めます。  それでも、小島と、学童保育や、劇団(内1人は、東京へ行く予定)、芸人(秘密を持っている芸人がいるらしい)は、文化祭を成功させようと頑張っていたのだが、そんな中、旅人が、「タイムカプセルを掘り返された」と、小島の元にやってきて、こう言ったのだが、このタイムカプセルを掘り返した人は、なんと、学童保育の人であった・・・。   そして、文化祭は幕を開けた・・・、といった所で、話は終わったのですが、・・・うぅん、個人的には、閉館の通告を受けた辺りからは、「どっちつかず」で、話が分かり辛い感じがしたのですよねぇ、個人的に・・・(シリアスに行くのか、前半のような、ややコミカルめな青春群像劇(?)か・・・) もう少し、話の筋が整理されていれば、前述した、街の発展によって、残っていくものと、失われていくものや、「忘れて欲しくないもの」などといった、テーマが生きてきたのではないかと思われます。  ・・・と、今回は、ちょっと辛口目の感想になってしまって、申しわけございませんm(_ _)m  テーマは、街(地方)の過疎化による、1つの公民館の閉鎖問題を巡る、発展と、その犠牲を被る物達という、なかなかいいテーマが描けていたのに、ちょっと、勿体無い感じの見せ方だったかなぁ・・、そう思いましたので・・・(汗)    でも、劇団PaPの皆様も、12月の「コンプレックス・シアターVol.2」(http://aleswriteer.jugem.jp/?eid=1013)の、派生ユニット[SSP]、「五十嵐十五の苦難~極悪秘密結社の夜~」、観に行きたいと思っておりますので、頑張ってください。(^O^)/