アレスノモノカキ Go

北海道・函館から発信している、やっぱり、”物書きもどき”の、”アレス”による、”趣味”と、”放浪”のブログです。

「しあわせのパン」を観ました。

 映画「しあわせのパン」、北海道先行上映でしたので、26日に観てきました。 (ネタバレも多少ありますので、追記以降、注意してください

 東京から北海道の月浦に移り住み、湖が見渡せる丘の上でパンカフェ「マーニ」を始めた夫婦、りえさん(原田知世さん演じる)と、水縞くん(大泉洋さん演じる)。

 そこに四季ごとに様々なお客様がやって来て、そのお客の人間模様から、様々な、”しあわせ”の形を描いて行っていたのですが、そのしあわせの形では、”夏”の、恋人(…なのかなぁ? 一応)、”秋”の親子(父と娘)、”冬”の老夫婦の中では、”冬”の老夫婦の、年をとっても、変化することを受け入れること(今まで、妻がご飯しか食べなかったのが、喜んでパンも食べるようになった), その気持ちがとっても、ワタシの心の中にスゥ~と入っていったかなぁ、うん。

 そして、りえさんは、時々、「月とマーニ」という絵本を眺めながら、悲しそうな表情を見せるのですが、その気持ちも、恋人と、親子と、老夫婦の出会いとの中で、この気持ちも、前向きに」変わっていく…、これは、1つのパンを、”分かち合う”事で、喜びも、悲しみも、痛みも、そして、嬉しさや、”しあわせ”も、”カンパニオ”(仲間)と一緒にいる事の大切さを描きつつも、観た者の気持ちをフッと、優しく解してくれる、素敵な映画だったと思いました。

 後、水縞くん(大泉さん)、今までにない、穏やかな役でしたね。(いい雰囲気でしたよ)

 そして、本田 力さんや、余貴美子さん(ヨーコさん役)といった、今までにワタクシが、舞台で観たことがある方々も、結構出ておりました。(特に、余さんは、好演でした)  最後に、「しあわせのパン」なので、やはり、パンや、スープや、野菜など、美味しそうな食べ物が沢山出てきて、お腹が空きそうになりました、本当に…(^^;。

 気持ちが疲れているときに、観て欲しいです、是非、この映画は!