「琉球ロマネスク~テンペスト」を見ました。
6/25に、NHKBSプレミアムにて、「琉球ロマネスク~テンペスト」が放送されていたので、それを録画したものを、先週の土曜日に見ましたので、その感想を書きます。
(内容に触れているので、追記で。)
「テンペスト」は、池上永一氏•著の、歴史小説の舞台化で、今年の2~3月にかけて、東京と大阪で公演が行われました。
琉球王朝の滅亡と、すれ違う切ないラブロマンスを、仲間由紀恵さん演じる、真鶴(孫寧温)の波乱に満ちた人生によって描かれていく……、といったもので、ワタシが観た舞台の中では、かなり壮大なスケールで物語が展開していってたなぁ~、と、そんな風に思えました。
それで、これを見てみたいと思ったのは、喜舎場(きしゃば)役が、安田顕さんが演じていたなんですが(^^;、 寧温と、喜舎場は、よきライバル同士でも、お互いを尊重しあういい関係のように思えましたね。
後は、薩摩の武士の、浅倉と真鶴の引き裂かれ具合がとても切なくて、最後、真鶴と寧温が同じ人物とばれてしまい、産んだ子供も、国も、地位も、一辺に失ってしまった後に残った物は、……と言った所で、大木には、花が咲いていて、それが、とても美しい演出だと思いました。
映像も凄いなぁ、そう思えました(堤幸彦氏らしさも、所々に感じられました)
「テンペスト」、色々と面白い舞台でした!